在職中の転職活動で有給はどう使う?バレないための注意点
「在職中に転職活動をしたいが、面接のたびに有給を取るのは難しい」「有給を使いすぎると転職活動がバレるのでは」──在職中に転職活動を進める方が共通して感じる悩みです。
在職中の転職活動は、働きながら書類作成・面接・選考の連絡対応を並行するため、時間のやりくりが最大の課題です。有給休暇を賢く使うことが、この問題を解決する鍵になります。
この記事では、以下のことがわかります。
- 在職中の転職活動で有給をいつ・どう使うか
- 面接の日程を調整するコツ
- 転職活動がバレないための注意点
- 有給が使いにくい場合の対処法
- 転職活動を効率的に進めるための時間管理
在職中の転職活動で有給をいつ・どう使うか
面接は「有給 or 早退・遅刻」で対応するのが基本
多くの転職活動者が直面するのは「面接が平日の日中に設定される」という現実です。会社の仕事中には出席できないため、次のいずれかの方法で時間を確保します。
方法①:有給休暇を取る 最もシンプルで効果的な方法。1日有給を取って複数社の面接をまとめてこなすのが効率的です。
方法②:半休(午前休・午後休)を使う 面接が1〜2時間で終わる場合は、半日の有給で対応できます。会社によっては時間単位の有給取得が可能な場合もあります。
方法③:早朝・夕方・昼休みの時間帯に交渉する 採用担当者に「業務の都合上、〇〇時以降であればご都合に合わせられます」と伝えることで、始業前(8〜9時)や終業後(18〜19時以降)に面接を設定してもらえる場合があります。
複数選考を同じ日にまとめる戦略
有給休暇を1日取るとき、その日に複数社の面接を入れる「一日集中型」の戦略が効率的です。
1日のスケジュール例:
- 9:00〜10:00:A社(書類選考後のWEB面接)
- 11:00〜12:00:B社(一次面接・会場)
- 14:00〜15:00:C社(一次面接・会場)
- 16:00〜:書類作成・メール返信
会場の位置をなるべく近い場所に集めると、移動時間のロスを減らせます。
WEB面接は有給を使わずに進められる
コロナ禍以降、WEB面接(ZoomやMeet)を採用する企業が大幅に増えました。WEB面接なら昼休み・通勤前・終業後の時間を使って参加できるため、有給を消費せずに選考を進められる場合があります。
採用担当者に「在職中のため、WEB面接を活用させていただけますか」と依頼してみることも選択肢のひとつです。
面接の日程調整のコツ
候補日を複数提示して主導権を持つ
「ご都合の良い日時をお知らせください」と言われた場合は、複数の候補日を提示しましょう。その際、「週に1〜2日、午後15時以降であれば対応可能です」という形で時間帯の制約を伝えると、採用担当者も調整しやすくなります。
連続した選考をまとめて効率化する
書類選考が通過してから一次面接、二次面接と選考が続く場合、できるだけ面接の間隔を空けすぎず、早め早めに次の日程を確認することが有効です。選考が長引くほど有給の消費も増えます。
「即答できない場合」の対処法
面接の日程確認のメールが仕事中に来て、すぐに返信できない場合は、昼休みや終業後にまとめて確認・返信するルーティンを作ることが有効です。メール通知をOFFにして、決まった時間帯にまとめて対応するほうが、仕事中の集中も保ちやすくなります。
転職活動がバレないための注意点
注意点①:有給の理由は「私用のため」で十分
有給休暇の取得に理由は必要ありません(法律上)。「私用のため」「用事がありまして」という一言で申請できます。「体調不良」という理由は後に続けて「大丈夫ですか?」と掘り下げられることもあるため、シンプルに「私用」のほうがリスクが少ないです。
注意点②:転職活動中はSNSの投稿に注意する
Twitterや他のSNSで転職活動に関する内容を投稿しない、または鍵付きアカウントに設定することが重要です。同僚・上司が同じSNSを使っていて、投稿を見られる可能性があります。
注意点③:スーツや服装の変化に注意する
面接のためにスーツを着ていくと、職場の同僚に「どうしたの?」と気づかれることがあります。可能であれば、出勤時は普段の服装で行き、会社に着いてからスーツに着替える・または面接先の近くで着替えるなどの工夫をしましょう。
注意点④:転職エージェントへの連絡は個人端末・個人メールで
会社の端末(PC・スマートフォン)で転職サービスを使うことは避けましょう。業務端末の操作ログやメールが確認される可能性があります。個人スマートフォン・個人メールアドレスを必ず使いましょう。
注意点⑤:有給を急に大量に取らない
普段まったく有給を使っていない人が突然「毎週水曜日に有給」を取り始めると目立ちます。特定の曜日に集中しすぎず、バラけさせることで違和感を減らせます。
有給が使いにくい場合の対処法
勤務時間外を最大限活用する
有給が取りにくい職場環境や、業務の繁忙期が続く場合は、勤務時間外(朝・夜・休日)を転職活動の主戦場にする戦略が有効です。
- **朝:**書類作成・メール確認・自己分析
- **昼休み:**短時間のWEB面接・転職サイトの確認
- **夜:**面接の準備・応募内容の確認・エージェントとの電話
- **休日:**書類の総仕上げ・面接準備・転職エージェントとの面談(土日対応があるサービスもある)
転職エージェントの土日対応を活用する
多くの転職エージェントは土日も面談対応しています。平日の業務中に使えない場合は、まずエージェントとの面談を土日に設定し、転職活動の方向性を固めてから平日の選考に臨む方法が効率的です。
まとめ
在職中の転職活動での有給の使い方について、重要なポイントをまとめます。
- 面接は有給・半休・WEB面接を組み合わせて対応する:WEB面接が使えると有給消費を大幅に減らせる
- 1日有給を取るときは複数社の面接をまとめる:移動を考慮して地域をまとめると効率的
- 有給の理由は「私用のため」で十分:深く聞かれにくいシンプルな理由が安全
- SNS・会社端末からの転職活動は禁物:個人スマートフォン・個人メールアドレスを徹底使用
- スーツへの着替えは会社の外で:服装変化で気づかれないよう工夫する
- 有給を特定の曜日に集中させない:バラつかせることで目立つのを防ぐ
- 有給が難しい場合は早朝・夜・休日を転職活動の主戦場にする
在職中の転職活動は工夫次第で十分に進められます。バレることを過度に恐れるより、できる範囲で計画的に動くことが転職活動を成功させるコツです。
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白川凌雅
新卒でリンクアンドモチベーションに入社し、中堅・ベンチャーの組織人事コンサルに従事。 その後、KPMGコンサルティング、他Big4にて上場企業の役員報酬策定や人材開発、PMOをリードし、年間最優秀プロジェクト賞を受賞。