転職の送付状(添え状)の書き方|テンプレート付き完全ガイド
転職書類を郵送で送るとき、「送付状(添え状)は必要ですか?」と迷う方は多いです。
送付状(添え状)は、職務経歴書・履歴書に添えて送る書類のことで、「誰が」「何を」「何のために」送るかを伝えるものです。
この記事では、転職の送付状の書き方・テンプレート・よくある疑問まで詳しく解説します。
この記事でわかること:
- 転職書類の送付状(添え状)が必要な場面と不要な場面
- 送付状に書くべき内容
- 郵送用送付状の書き方とテンプレート
- メール送付時の添え状の書き方
- よくある質問と注意点
送付状(添え状)とは?必要な場面
送付状の役割
送付状とは、書類を郵送する際に最初に目に触れる「挨拶状」のような役割を持つ書類です。「誰が・何を・何のために送ったか」を一目でわかるようにするものです。
ビジネスマナーとして、履歴書・職務経歴書を郵送で送る場合は原則として添付することが礼儀とされています。
送付状が必要な場面
- 転職エージェントを通さず、直接郵便で応募書類を送る場合
- 「郵送でお送りください」と指定されている求人への応募
- 一部企業で「メール添付」で送る場合にも添え状ファイルを一緒に送ることがある
送付状が不要な場面
- 転職サイトのWEB上でアップロードする場合(フォームに直接入力するため)
- 転職エージェント経由で書類を送る場合(エージェントが仲介するため)
- 企業から「送付状は不要です」と明示されている場合
送付状に書くべき4つの要素
①日付・宛先・差出人
送付状の右上に日付、左側に宛先(会社名・部署名・担当者名)、右側に差出人(自分の住所・氏名・連絡先)を記載します。
②表題(タイトル)
「応募書類送付のご案内」または「履歴書・職務経歴書送付のご案内」など、送付状であることがわかる簡潔なタイトルを記載します。
③本文(送付の目的・簡単な自己紹介)
「このたび〇〇の求人に応募させていただきたく、下記の通り書類をお送りいたします」という形で、応募の意思と応募先の求人情報を明記します。簡単な自己紹介(現在の状況・応募理由)を1〜2文添えると丁寧な印象になります。
④同封書類の一覧
「記」として同封している書類のリストを書きます。「履歴書 1通」「職務経歴書 1通」という形で明記しましょう。
郵送用送付状のテンプレート
(右上) 20〇〇年〇月〇日
〇〇株式会社 人事部 採用担当 ご担当者様
(右側) 〒〇〇〇-〇〇〇〇 〇〇県〇〇市〇〇町〇-〇-〇 〇〇 〇〇(氏名) TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇 Email:〇〇〇@〇〇〇.com
応募書類送付のご案内
拝啓
貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび、貴社ウェブサイトにて〔募集職種名〕の求人を拝見し、ぜひ応募させていただきたく、応募書類をご送付申し上げます。
前職では〇〇として〇年間、〔簡単な経歴・強みの一文〕の経験を積んでまいりました。貴社の〔志望理由を一文〕と考え、ぜひ貢献したいと思い応募いたしました。
ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
一、履歴書(写真貼付) 1通 一、職務経歴書 1通
以上
書き方のポイント:
- 「拝啓〜敬具」の組み合わせは郵便でのビジネス文書の基本
- 「記〜以上」で同封書類をリスト化するのが正式な書式
- 手書きでも印刷でもどちらでも構いません。ただし、印刷の場合は氏名のみ手書きにする慣習もあります
メール送付時の添え状の書き方
メールで書類を送付する場合は、メール本文が送付状の役割を果たします。別途ファイルで送付状を添付する必要は通常ありませんが、メール本文を丁寧に書くことが重要です。
メール件名の例: 「〔求人番号〕〇〇職への応募のご連絡(〇〇 〇〇)」 「応募書類送付のご案内(〇〇〇〇より)」
メール本文の例:
株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様
はじめてご連絡申し上げます。〇〇と申します。
このたびは、貴社が募集されている〔募集職種名〕に応募させていただきたく、メールをお送りいたしました。
私はこれまで〔前職での経験・職種〕として〇年間の経験を積んでおります。〔志望理由を一文〕と考え、ぜひご縁をいただければと思い、応募いたしました。
ご多忙のところ恐縮ですが、添付の履歴書・職務経歴書をご確認いただき、ご選考のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
〔添付ファイル〕 ・履歴書(〇〇〇〇_履歴書.pdf) ・職務経歴書(〇〇〇〇_職務経歴書.pdf)
―――――――――――――――――― 〇〇 〇〇(フルネーム) TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇 Email:〇〇〇@〇〇〇.com ――――――――――――――――――
ポイント:
- 件名に「応募書類送付」「氏名」を入れることで、担当者が一目で内容を把握できる
- 添付ファイル名は「〇〇〇〇_履歴書.pdf」「〇〇〇〇_職務経歴書.pdf」のように氏名を入れる
- メール本文を送付状として活用するため、別ファイルの添え状は不要なケースが多い
送付状に関するよくある疑問【FAQ】
送付状は手書きと印刷、どちらが良いですか?
どちらでも問題ありません。一般的には印刷が多いですが、丁寧さを強調したい場合は手書きにするという考え方もあります。ただし、手書きの場合は読みやすく丁寧な文字で書くことが前提です。
送付状の志望動機はどのくらい書くべきですか?
送付状の本文は簡潔にまとめることが重要です。志望動機の詳細は職務経歴書に記載するため、送付状では「なぜこの会社に応募したのか」を1〜2文で表現する程度で十分です。
送付状の日付は郵送日と書類作成日のどちらにすべきですか?
郵便・メールを送付する日付を記入するのが一般的です。書類作成日が送付日より大幅に前になる場合は、送付日に合わせた日付を使いましょう。
まとめ
- 送付状(添え状)は郵送で書類を送る場合に必要なビジネスマナー文書
- 書くべき内容は「日付・宛先・差出人・送付目的・簡単な自己紹介・同封書類一覧」
- メール送付の場合は本文が送付状の代わりになるため、別ファイルの添え状は基本的に不要
- 送付状の志望動機は1〜2文の簡潔な表現で十分。詳細は職務経歴書で伝える
- WEBフォームでの応募・エージェント経由での応募は送付状が不要な場合が多い
丁寧な送付状で、採用担当者に「この人はしっかりしている」という第一印象を残しましょう。
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白川凌雅
新卒でリンクアンドモチベーションに入社し、中堅・ベンチャーの組織人事コンサルに従事。 その後、KPMGコンサルティング、他Big4にて上場企業の役員報酬策定や人材開発、PMOをリードし、年間最優秀プロジェクト賞を受賞。