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コラム

転職後の給料が下がったときの対処法と後悔しないための事前確認

✍️ 白川凌雅

「転職して給料が下がった——思っていた金額と違う」——内定時は条件に納得していたはずなのに、実際に働き始めてから「こんなはずじゃなかった」と感じるケースがあります。

結論:転職後に給料が下がったと感じる理由の多くは「オファー時の年収と実際の総支給額のギャップ」です。みなし残業・各種手当の有無・社会保険料の変化が主な原因で、多くは入社前の確認で防げます。

この記事では、給料が下がる主な落とし穴とその事前確認方法、そして「入社後にできる対処法」まで解説します。

  • 「思ったより給料が低い」と感じる4つの原因と見抜き方
  • 入社前に必ず確認すべきオファーレターの読み方
  • 入社後に給料を上げるための現実的なアプローチ

「給料が下がった」と感じる4つの主な原因

原因1:みなし残業込みの年収だった

結論:「年収〇〇万円」の中に「みなし残業代(固定残業代)」が含まれているケースが多く、残業がなくても支払われる分が年収に算入されているため、実質の基本給は低くなります。

例:年収500万円提示のうち、月30時間分の残業代(約5万円×12ヶ月=60万円)がみなし残業として含まれている場合、基本給ベースは440万円相当になります。

見抜き方: オファーレターに「固定残業代〇〇時間分」の記載があれば、その分を除いた額が実質的なベースです。

原因2:前職にあった手当が新職場にない

住宅手当・家族手当・役職手当・食事補助などは会社によって大きく異なります。「基本給が同じ」でも手当込みの前職のほうが実収入が高かったというケースが多くあります。

見抜き方: 内定後に「手当の一覧と支給条件」を採用担当者に確認する。

原因3:社会保険料・税金の変化

転職後に給与体系が変わると、社会保険料の計算基準(標準報酬月額)が変化します。また、年の途中で転職した場合、住民税の天引き方式が変わることで「手取り額」が変化するケースがあります。

見抜き方: 初月の給与明細を受け取ったら、控除額の内訳を前職と比較する。

原因4:試用期間中の給与が減額されていた

試用期間中は本採用時より給与を低く設定する企業があります(雇用契約書に記載があるはずですが、見落としやすい)。

見抜き方: 雇用契約書の「試用期間中の給与額」と「試用期間終了後の給与額」を必ず別々に確認する。


入社前に防ぐ:オファーレターの7つのチェックポイント

入社前に以下を確認することで、ほとんどの「思っていた金額と違う」を防げます。

  • 基本給の額(固定残業代・手当を含まない純粋な基本給)
  • 固定残業代の有無と時間数(みなし残業が何時間分か)
  • 各種手当の一覧と支給条件(住宅・通勤・家族手当等)
  • 賞与の支給月・支給基準(実績連動か固定か)
  • 試用期間中の給与額(本採用後との差額)
  • 昇給の時期と基準(年1回か、評価連動か)
  • 社会保険の加入有無と種類(健保・厚生年金の確認)

入社後に給料を上げるための現実的なアプローチ

転職後に実際に給料が下がっていた場合、以下のアプローチが有効です。

①6ヶ月後の評価面談を狙う

入社後6ヶ月〜1年が、最初の給与調整のタイミングになることが多いです。この時期に向けて「数値で語れる実績」を積み上げることが、昇給交渉の最大の武器になります。

②「入社時に聞いていなかった」ことを正直に話す

入社から数ヶ月が経過した時点で、上司に「条件面のすり合わせをしたい」と申し出ることは決して非常識ではありません。「入社後の実績も踏まえ、一度話し合いの機会をいただけますか」という言い方で、プロフェッショナルな場を設定します。

③社内の評価制度をいち早く理解する

昇給がどの基準で決まるかを明確にすることで、「何をすれば評価されるか」の道筋が見えます。入社初月のうちに人事担当者か上司に確認するのがベストです。


まとめ

  • 転職後に「給料が下がった」と感じる原因の多くはみなし残業・手当の差・試用期間減額など、入社前に確認できるもの。
  • オファーレターの7点(基本給・固定残業・各種手当・賞与基準・試用期間給与・昇給・社保)を事前に確認することで大半の問題を防げる。
  • 入社後に気づいた場合も、6ヶ月の実績を積み上げてから評価面談で正式に交渉する機会がある。
  • 社内の評価制度を入社初月に把握しておくことで、最短で給与改善の道筋を作れる。

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👤

白川凌雅

新卒でリンクアンドモチベーションに入社し、中堅・ベンチャーの組織人事コンサルに従事。 その後、KPMGコンサルティング、他Big4にて上場企業の役員報酬策定や人材開発、PMOをリードし、年間最優秀プロジェクト賞を受賞。