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コラム

転職の履歴書は手書きとパソコンどちらがいい?印象の違いと判断基準

✍️ 白川凌雅

転職活動で履歴書を作るとき、「手書きとパソコン、どちらで書けばいい?」と迷う方は多いです。

昔は「手書きが誠意を示す」という価値観が強くありましたが、近年は企業のデジタル化が進み、パソコン作成の履歴書も一般的になっています。実態はどちらが正解とは言えないですが、状況によって使い分けるのが賢明です。

この記事では、手書きとパソコン作成それぞれのメリット・デメリット・使い分けのポイントを解説します。


結論:転職ではパソコン作成が主流

率直に言うと、転職活動ではパソコン作成の履歴書が主流です。理由は以下のとおりです。

  • 転職では職歴欄が長くなりがちで、手書きは時間がかかりすぎる
  • パソコン作成の方が読みやすく、採用担当者に負担をかけない
  • 複数社に応募する場合、パソコンなら修正・使い回しが容易

「手書きでないと熱意が伝わらない」という感覚は、転職においてはほぼ過去のものです。企業から指定がない限り、パソコン作成で問題ありません


手書き履歴書が有効な場面

パソコン作成が主流とはいえ、手書きの方がプラスに評価される場面も存在します。

① 企業側から「手書き指定」がある場合

求人票や応募ガイドに「手書きの履歴書をご用意ください」と明示がある場合は、必ず手書きで書きましょう。これを無視してパソコンで提出すると、「指示を読んでいない人」と判断される可能性があります。

② 伝統的な業界・老舗企業への応募

製造業・建設業・老舗企業・地方の中小企業など、比較的保守的な文化を持つ職場では、手書きの履歴書を好む採用担当者が一定数います。確証はありませんが、「どちらが無難か」と考えたとき、手書きを選ぶのも一つの判断です。

③ 習字・書道・教育系などの職種

字のきれいさ・丁寧さが評価に直結する職種(書道教室の先生、教育現場など)では、手書きの履歴書が自己表現の一部にもなります。


手書き履歴書のメリット・デメリット

メリット

  • 誠意・丁寧さが伝わりやすい(文化的な背景として)
  • 「指定がある場合」のリスク回避
  • 老舗・保守的な文化の企業では好印象になる場合も

デメリット

  • 時間がかかる(特に職歴が多い場合)
  • 修正できないため、誤字で書き直しが発生する
  • 複数社応募する場合、同じ労力を何度もかける必要がある
  • 文字のきれいさに個人差があり、逆効果になることも

パソコン作成履歴書のメリット・デメリット

メリット

  • きれいに仕上がり、読みやすい
  • 修正・更新が容易
  • 複数社への応募時に使い回しが可能
  • 職歴が多い場合でも見やすくまとめやすい

デメリット

  • 「手書き指定」がある企業には使えない
  • プリンター・用紙の準備が必要
  • 「誰でも作れる書類」という印象で、差別化になりにくい

手書き履歴書を書く場合のコツ

手書きで書く場合、特に以下の点に気をつけましょう。

① 下書きを必ずする

いきなり清書すると誤字・レイアウト崩れが起きやすいです。鉛筆で下書きしてから、ボールペンや万年筆で清書しましょう。

② 黒のボールペンまたは万年筆を使う

  • OK:黒のボールペン、万年筆
  • NG:消えるボールペン(フリクションなど)、鉛筆、シャープペン

消えるボールペンは保存性に問題があり、NGとされています。

③ 修正液・修正テープは使わない

誤字があった場合は、最初から書き直すのが正式なマナーです。修正液・修正テープを使った履歴書は、丁寧さを欠く印象を与えます。

④ ゆっくり丁寧に、字が苦手でも読みやすくを心がける

字のきれいさ自体よりも、読みやすいことが大切です。字が苦手な方は、丁寧さと読みやすさに集中しましょう。


パソコン作成履歴書を書く場合のコツ

① フォントは明朝体またはゴシック体を使う

  • 推奨:MSP明朝、游明朝、メイリオ(10〜11pt)
  • NG:装飾フォント、カラーフォント

シンプルで読みやすいフォントを選びましょう。

② 印刷は白の上質紙に

印刷用紙は**白のA4コピー用紙(70〜80g程度)**で問題ありません。写真のサイズや貼り付け位置がずれないよう注意しましょう。

写真はPDFに埋め込む方法と、印刷後に貼り付ける方法があります。証明写真は貼り付け後にきれいに見えるか確認してから提出しましょう。

③ PDFで保存・送付する

メール添付で送る場合はPDF形式で保存しましょう。WordやExcelファイルのままだとレイアウトが崩れることがあります。

ファイル名は「山田太郎_履歴書.pdf」のように氏名+書類名にしましょう。


判断フロー:手書きかパソコンか

企業から「手書き指定」がある? ↓ YES → 手書きで作成 ↓ NO ↓ 保守的な文化の企業 or 老舗企業? ↓ YES → 手書きを検討(任意) ↓ NO ↓ 転職回数が多い、職歴が長い? ↓ YES → パソコン作成 ↓ NO ↓ どちらでも問題なし(迷ったらパソコン作成)


よくある疑問

Q:手書きとパソコン作成を混在させてもいい(履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンなど)?

A:問題ありません。職務経歴書はパソコン作成が主流です。「手書き指定」は通常、履歴書に対してのみです。

Q:手書きで字が汚いと採用に影響する?

A:「字が汚いから不合格」というケースは基本的にありません。ただし、読めないほど雑な場合は「丁寧さがない」という印象になることがあります。パソコン作成で問題ない場合は無理に手書きにする必要はありません。

Q:転職サイトのWeb応募の場合、履歴書は不要?

A:多くのWeb応募では、サイト内のフォームに入力する形式です。紙の履歴書が不要なケースもあります。ただし、書類選考通過後の面接時に持参を求められることがあるため、PDFで準備しておくと安心です。


まとめ

比較項目 手書き パソコン
主流度 現在は少数派 転職では主流
向いている場面 手書き指定・保守的な企業 一般的な企業全般
手間 多い 少ない
修正 難しい 容易
誠意の伝わり方 文化的に評価される場合も 内容で評価される

迷ったらパソコン作成を選んで問題ありません。企業からの指定がある場合のみ手書きに切り替えればOKです。どちらの方法を選ぶにしても、「清潔感・読みやすさ・誤字のなさ」が最も大切です。


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白川凌雅

新卒でリンクアンドモチベーションに入社し、中堅・ベンチャーの組織人事コンサルに従事。 その後、KPMGコンサルティング、他Big4にて上場企業の役員報酬策定や人材開発、PMOをリードし、年間最優秀プロジェクト賞を受賞。