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コラム

転職の履歴書を封筒で送るときの書き方・折り方|宛名・応募書類在中・添え状の完全マナーガイド

✍️ 白川凌雅

転職の応募書類を封筒で郵送するとき、「封筒のサイズはどれを使う?」「宛名の書き方は?」「履歴書は折っていいの?」「応募書類在中はどこに書く?」と迷う方は多いです。

封筒のマナーは、採用担当者が書類を開ける前から見ています。 内容が同等であれば、封筒が丁寧な応募者の方が「社会人としての基礎ができている」と評価されます。

この記事では、転職の履歴書郵送に必要な封筒マナーをすべて解説します。


まず30秒で確認:封筒郵送の基本4点

項目 正解 NG例
封筒のサイズ 角形2号(白) 長形3号(A4が折れてしまう)
宛名の書き方 「株式会社〇〇」と正式名称 「(株)〇〇」と略す
応募書類在中 封筒左下に赤字で記載・囲み線あり 書き忘れ・黒字で書く
履歴書の折り方 角形2号なら折らずに封入 三つ折りにして封入

この4点を押さえた上で、以下で詳しい書き方・手順を確認してください。


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この記事を読んで気になった方、まず話しましょう

「まだ迷っている」段階でも大丈夫。LINEで気軽に相談できます。

封筒の種類と選び方

A4サイズを折らずに入る封筒を使う

履歴書・職務経歴書はA4サイズが一般的です。これをなるべく折らずに送るために、角形2号(A4が入る大きさ)の封筒を使うのが基本マナーです。

封筒サイズ 内寸 入る書類 用途
角形2号(角2) 240×332mm A4を折らずに 履歴書・職務経歴書の郵送に最適
角形A4号 228×312mm A4を折らずに 角形2号と同等の用途
長形3号 120×235mm A4を三つ折り 一般的な書類(履歴書には不向き)
長形4号 90×205mm B5を三つ折り 小さな書類(応募書類には不向き)

長形封筒を使うと履歴書を三つ折りにしなければならず、折り目が書類の印象を損ないます。応募書類の郵送は必ず**角形2号(白)**を選んでください。

白封筒・茶封筒どちらを使うか

封筒の色 特徴 応募書類への適否
白封筒 フォーマルな印象 ◎ 採用書類に最適
茶(クラフト)封筒 事務的・日常的な印象 △ 一般的には白が好ましい

応募書類の郵送には白封筒が基本です。採用関係の書類は白封筒を使うことで、相手に対して礼節を示せます。


封筒は手書きかパソコン印刷か

どちらでも問題ない、ただし丁寧さが最重要

方法 特徴 向いているシーン
手書き(縦書き) 丁寧・誠実な印象 中小企業・製造業・伝統的な業界
パソコン印刷(横書き) 整って見やすい IT系・外資系・複数社同時応募

どちらを選んでも問題ありませんが、「正確に・丁寧に書かれているか」が最重要です。手書きでも乱雑な文字では逆効果になります。

手書きで書く際のポイント

  • 油性ボールペン(黒)を使う:消えないインクで濃くはっきり書く
  • 鉛筆書きは厳禁:書き直しができず、見た目にも雑な印象になる
  • 定規で文字の位置をガイドしてから書く:まっすぐきれいに書ける
  • 書き損じたら一から書き直す:修正テープ・修正液は使わない
  • 書いた後しばらく乾かす:インクが擦れて封筒が汚れるのを防ぐ

パソコン印刷の注意点

  • ラベル貼り付けより直接印刷の方が見栄えがよい
  • フォントは明朝体またはゴシック体で、読みやすいサイズに統一する
  • 印刷後に文字が薄くなっていないか確認する

封筒を書く前の準備

正確で丁寧な封筒を仕上げるために、書き始める前に以下を準備しましょう。

必要なもの

道具 用途
油性ボールペン(黒) 宛名・差出人の記載
赤ペン(または赤スタンプ・赤シール) 「応募書類在中」の記載
定規 囲み線・直線ガイド用
封筒(角形2号・白)複数枚 書き損じに備えて多めに用意
添え状(印刷済み) 同封するため事前に準備
クリアファイル 書類の折れ・水濡れ防止
切手(または郵便局窓口で対応) 重量に応じた金額で

事前に確認しておくこと

  • 送り先の正式な住所・郵便番号・会社名・部署名・担当者名
  • 封入する書類の枚数と内容(添え状の書類リストと一致させる)
  • 郵送の締め切り日(余裕を持って投函できるか)
  • 「郵送」なのか「持参」なのか、求人票の指示を再確認

封筒の宛名(表面)の書き方

表面の記載内容

封筒の表面に書く内容は以下のとおりです。

  1. 送り先の郵便番号
  2. 送り先の住所(都道府県から省略せず)
  3. 会社名(正式名称)
  4. 部署名・担当者名
  5. 「応募書類在中」(赤字・囲み線)

縦書きの場合の書き方例

┌─────────────────────────────────────┐
│                                     │
│  〒〇〇〇-〇〇〇〇                   │
│                                     │
│  東京都〇〇区〇〇〇〇〇〇-〇〇       │
│                                     │
│  株式会社〇〇                       │
│                                     │
│  人事部 採用担当 〇〇 〇〇様         │
│                                     │
│                ┌─────────────┐    │
│                │ 応募書類在中 │    │
│                └─────────────┘    │
└─────────────────────────────────────┘

※「応募書類在中」は赤字で、封筒の左下(縦書き)に記載

横書きの場合の書き方例

┌─────────────────────────────────────┐
│ 〒〇〇〇-〇〇〇〇                    │
│ 東京都〇〇区〇〇〇〇〇〇-〇〇        │
│ 株式会社〇〇                        │
│ 人事部 採用担当 〇〇 〇〇様          │
│                                     │
│                    ┌─────────────┐ │
│                    │ 応募書類在中 │ │
│                    └─────────────┘ │
└─────────────────────────────────────┘

※「応募書類在中」は赤字で、封筒の右下(横書き)に記載

「御中」と「様」の正しい使い分け

採用担当者への宛名で最もよくあるミスが「御中」と「様」の混用です。

宛先のパターン 正しい敬称 記載例
担当者名がわからない(部署宛) 御中 株式会社〇〇 人事部 採用担当 御中
担当者名がわかっている(個人宛) 株式会社〇〇 人事部 〇〇 〇〇様

「人事部 御中 〇〇〇〇様」のように両方書いてしまうのはNGです。担当者名がわかっている場合は「様」のみ、わからない場合は「御中」のみにします。

会社名・住所の記載ルール

項目 正しい書き方 NGな書き方
株式会社 株式会社〇〇(前株・後株を正確に) (株)〇〇
有限会社 有限会社〇〇 (有)〇〇
住所の番地 〇〇区〇〇〇〇一丁目2番3号 〇〇区〇〇〇〇1-2-3
ビル名 〇〇ビル3階 省略してしまう
部署名 人事部 採用担当 省略・略称

「応募書類在中」の書き方

「応募書類在中」は、採用担当者が一目で「採用書類が入っている」と識別できるように記載するものです。書き忘れが最も多いミスのひとつです。

書き方のルール

  • 赤ペンで書く(黒字はNG)
  • 定規で四角い囲み線をつける
  • 縦書き封筒の場合:左下に記載
  • 横書き封筒の場合:右下に記載
  • 市販の「応募書類在中」スタンプ・シールでも問題ない

「履歴書在中」との違い

「履歴書在中」でも意味は通じますが、職務経歴書・添え状など複数書類を同封する場合は「応募書類在中」の方が内容を正確に表せるため、こちらを推奨します。


封筒の差出人(裏面)の書き方

封筒の裏面には、差出人(自分)の住所・氏名・郵便番号を記載します。

縦書きの場合の書き方例

┌─────────────────────────────────────┐
│                                     │
│         ─────────────────────       │
│                                     │
│  〒〇〇〇-〇〇〇〇                   │
│  〇〇県〇〇市〇〇〇〇-〇〇-〇〇      │
│                                     │
│  氏名 〇〇 〇〇                      │
│                                     │
└─────────────────────────────────────┘

※裏面の差出人は封筒の左側(縦書き)または下部中央(横書き)に記載

差出人欄を書くときの注意

  • 差出人を書き忘れると、書類が届かなかった場合に返送先が不明になる
  • 封をした後に差出人欄が隠れてしまわないよう、テープの位置を確認してから封をする
  • 封の部分(中央の継ぎ目)に「〆」を書くと丁寧(任意)

履歴書の折り方・封入の仕方

基本:折らずに封入する

角形2号(白)を使う場合、履歴書・職務経歴書はA4のまま折らずに封入します。折り目がつくと書類の見栄えが悪くなるため、なるべく折らないことが基本です。

書類の封入順序

複数の書類を同封する場合の順序は以下が一般的です。

順番 書類 理由
1番上 添え状(送付状) 採用担当者が最初に内容を把握できるように
2番目 履歴書 基本情報の確認
3番目 職務経歴書 経歴の詳細
4番目以降 その他の資料 資格証明書・ポートフォリオなど

クリアファイルを使った保護

書類をクリアファイルに入れてから封入すると、折れ・水濡れを防げます。

保護方法 効果
クリアファイルに入れる 折れ・水濡れ防止
厚紙(ボール紙)を一緒に入れる 曲がり防止(履歴書写真の保護にも有効)

ポイント:クリアファイルを使う場合、添え状だけはクリアファイルの外(封筒を開けた際に最初に目に入る位置)に入れると採用担当者が確認しやすくなります。

折る必要がある場合(長形封筒のとき)

どうしても長形封筒を使う場合は「三つ折り」が一般的です。

折り方の手順:
① 書類を縦に置く
② 下から1/3を折り上げる
③ 上から1/3を折り下げる(下の折り部分の上に重なるように)

「下から折ってから上から折る」順番で折ると、開いたときに書類が自然に開きます。ただし、応募書類は角形2号で折らずに送るのが原則です。


添え状(送付状)の書き方

添え状は必要か

郵送で応募書類を送る場合、添え状(カバーレター)を同封するのがビジネスマナーです。必須ではありませんが、添え状があることで「礼儀を知っている人」という印象を与えられます。

添え状の基本構成

① 日付(右揃えまたは右寄りに記載)
② 宛先(会社名・部署名・担当者名)
③ 差出人(自分の名前・住所・連絡先)
④ 件名(「応募書類のご送付について」など)
⑤ 前文(「拝啓 時下ますます〜」)
⑥ 本文(応募の意思・同封書類の案内)
⑦ 後付け(「敬具」)
⑧ 同封書類リスト(「記」以降に箇条書き)
⑨ 「以上」で締める

添え状の完全例文

                                        2026年○月○日

株式会社〇〇
人事部 採用担当 〇〇 〇〇様


                          〒〇〇〇-〇〇〇〇
                          〇〇県〇〇市〇〇〇〇-〇〇
                          氏名 〇〇 〇〇
                          TEL: 090-〇〇〇〇-〇〇〇〇
                          Email: xxxxx@example.com


            応募書類のご送付について


拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

このたび、〇〇サイトに掲載されておりました〇〇職の求人を拝見し、
ぜひ応募させていただきたく、下記の書類を同封いたしました。

御社の〇〇事業において、これまでの〇年間の〇〇経験を
活かせると確信しております。ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。

                                            敬具

                    記

  ・履歴書         1通
  ・職務経歴書     1通

                                            以上

添え状でよくあるNGと対処法

NGパターン 正しい対応
宛名を「御中」と「様」の両方書く どちらか一方のみ(個人名あり→「様」、なし→「御中」)
複数社応募でコピーを使い回す 宛名・日付・応募職種を必ず書き換える
A4一枚に収まらない長さにする 添え状はA4一枚以内にまとめる
「以上」を書き忘れる 書類リストの最後に「以上」は必須
件名を書かない 「応募書類のご送付について」など件名を入れる

郵送時の注意点

普通郵便・速達・レターパック

方法 配達目安 特徴 おすすめシーン
普通郵便 1〜3日 一般的 締め切りに余裕があるとき
速達 翌日〜翌々日 追加料金あり(290円〜) 締め切り直前・急ぎのとき
レターパックライト 翌日〜翌々日 370円・追跡可能 追跡で到着確認したいとき
レターパックプラス 翌日〜翌々日 520円・受取確認可能 確実に届いたか確認したいとき

締め切り直前の場合は速達またはレターパックプラスが確実です。

切手の貼り方と重量確認

封筒の重量を郵便局で計測し、適切な切手金額を確認しましょう。書類の枚数によって重量が変わるため、「だいたいこのくらい」ではなく郵便局窓口で実際に量ってもらうのが確実です。切手不足で返送されてしまうと、書類が締め切りに間に合わない可能性があります。

投函のタイミング

  • 締め切りが明記されている場合は2〜3日前までに投函するのが安全
  • 締め切りが月曜なら前の週の水〜木曜日までに投函
  • 遠方の企業への郵送は配達日数を事前に確認(郵便局公式サイトで検索可)
  • 「当日必着」と「当日消印有効」で意味が異なるため、求人票を必ず確認する

郵送の全体の流れ

応募書類の郵送は以下のステップで進めるとスムーズです。

ステップ1:応募書類の準備

  • 履歴書(記入済み)
  • 職務経歴書(印刷済み)
  • 添え状(日付・宛先を確認して印刷)
  • 資格証明書のコピーなど(指示があれば)

添え状の「書類リスト」と実際の封入内容が一致しているか最終確認します。

ステップ2:封筒の記載

角形2号(白)の封筒を用意し、この記事で解説したルールに従って宛名・差出人・「応募書類在中」を記載します。手書きの場合は乾いた後に封入作業に移りましょう。

ステップ3:書類の封入

添え状を最上部に置き、その下に履歴書・職務経歴書の順で封入します。クリアファイルを使う場合は添え状のみ外に出しておきます。

ステップ4:郵便局で重量確認・切手購入

封入が終わったら郵便局の窓口へ。重量を量ってもらい、適切な切手を購入します。速達希望の場合はその旨を伝えます。

ステップ5:投函後に到着確認(任意)

投函後、翌日以降に電話またはメールで書類が到着したかどうかを確認するアクションは好印象を与えます(企業方針により不要な場合も)。


郵送とメール提出の使い分け

提出方法 向いているシーン
郵送 求人票に「郵送にてお送りください」とある、手書き重視の伝統的な企業・業種
メール添付 IT系・外資系・スタートアップ、転職サイト・エージェント経由の応募
システム入力 転職サイト・エージェントのWeb上でアップロード

求人票に明記がない場合は、「書類はどちらの方法でお送りすればよいでしょうか?」と問い合わせるのが確実です。確認するアクション自体が積極性として好印象を与えることもあります。


よくある失敗例と対処法

よくあるNG 正しい対処
「(株)」と略す 「株式会社」と正式名称で書く
「御中」と「様」を両方書く 個人名あり→「様」、なし→「御中」のどちらか一方
「応募書類在中」を書き忘れる 赤字で封筒左下(横書きは右下)に記載
書き間違いを修正液で直す 新しい封筒に一から書き直す
A4を三つ折りにして長形封筒で送る 角形2号でA4のまま封入する
差出人(裏面)を書き忘れる 住所・氏名を裏面に必ず記載
切手を貼らずに投函してしまう 郵便局窓口で重量確認と切手購入を同時にする
添え状の日付・宛名を書き換え忘れる 投函前に添え状を開封して宛名・日付を目視確認
書類をクリアファイルなしで封入する クリアファイルに入れてから封入する

郵送前後のチェックリスト

投函前チェック

封筒の書き方

  • 宛先の住所・郵便番号・会社名・部署・担当者名が正確に書かれているか
  • 会社名を「(株)」と略さず「株式会社」と正式に書いているか
  • 「御中」と「様」を重複して使っていないか
  • 「応募書類在中」を赤字・囲み線付きで封筒の正しい位置に記載しているか
  • 差出人(自分の住所・氏名)が裏面に書かれているか
  • 封筒が汚れ・折れていないか

書類の確認

  • 添え状が最上部(クリアファイルの外)に入っているか
  • 履歴書・職務経歴書など必要書類がすべて封入されているか
  • 添え状の日付・宛先・応募職種・書類リストが正確か
  • 書類に誤字・押印漏れがないか
  • 証明写真が貼付されているか(履歴書)

郵送の確認

  • 郵便局で重量確認し、切手金額が適切か
  • 締め切りに間に合う投函日・方法を確認しているか
  • 「必着」か「消印有効」かを確認しているか

投函後のマナー

書類を投函したら、当日〜翌日中に到着確認の電話やメールを入れると丁寧な印象を与えられます。

電話での確認例

「本日、応募書類を郵送させていただきました〇〇と申します。書類がお手元に届きましたら、ご確認のご連絡をいただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。」

ただし企業によっては「書類到着の連絡は不要」としている場合もあります。求人票に案内がある場合はそれに従いましょう。


よくある質問(FAQ)15問

Q1:転職エージェント経由の応募でも封筒マナーは必要ですか?

A:エージェントが採用企業に書類を渡す場合は、ほぼ意識する機会はありません。 エージェント側で書類を企業に渡してくれます。ただし、エージェントへ書類を郵送で送る場合は同様のマナーが必要です。

Q2:封筒はのり付けをしっかりしないといけませんか?

A:しっかり封をするのが基本ですが、開封タブがある封筒なら採用担当者が開けやすくなります。 セロハンテープで留めるのは見た目が雑になるため避けましょう。封をした後は「〆」と書くと丁寧です。

Q3:封筒に鉛筆書きをしてしまいました。どうすればいいですか?

A:一から書き直してください。 鉛筆書きは消えやすく、ビジネス書類としての礼儀を欠きます。修正液・修正テープで直したものも使わないようにしましょう。

Q4:複数の会社に同時応募する場合、添え状を使い回してもいいですか?

A:日付・宛先・応募職種を必ず書き換えた上で使えます。 ただし、使い回し忘れで別会社の宛名になっているものを送る凡ミスが非常に多いため、投函前に必ず内容を確認してください。

Q5:締め切り当日に郵送しても大丈夫ですか?

A:「必着」か「消印有効」かによります。 「必着」なら当日の営業時間内に先方に届いている必要があります。「消印有効」なら当日の投函でOKです。迷う場合は速達またはレターパックで前日までに投函するのが確実です。

Q6:封筒は縦書きと横書きどちらがいいですか?

A:どちらでも問題ありませんが、縦書きが伝統的なビジネスマナーとされています。 手書きの場合は縦書き、パソコン印刷の場合は横書きにする方も多いです。企業の業種・雰囲気に合わせて選んでください。

Q7:返信用封筒を同封する必要はありますか?

A:一般的な転職の応募書類には不要です。 公的機関への申請書類などには必要な場合がありますが、転職では基本的に不要です。企業側から指示があった場合は必ず従いましょう。

Q8:封筒が汚れてしまいました。そのまま使っていいですか?

A:新しい封筒に書き直してください。 汚れや折れのある封筒は採用担当者に雑な印象を与えます。封筒は複数枚用意しておき、書き損じや汚れに備えましょう。

Q9:職務経歴書はA3で作っていいですか?その場合の封入方法は?

A:職務経歴書はA4が基本です。 どうしてもA3を使う場合は角形1号(A3対応)の封筒を使いますが、一般的には避けた方が無難です。

Q10:会社の正式名称がわからない場合はどうすればいいですか?

A:企業の公式サイト・法務省の登記情報を確認してください。 求人票に記載された会社名が略称の場合があります。「株式会社〇〇」と「〇〇株式会社(後株)」の順序も正確に書きましょう。

Q11:封筒に「履歴書在中」と「応募書類在中」どちらを書くべきですか?

A:「応募書類在中」が推奨です。 履歴書以外に職務経歴書・添え状も同封する場合、「応募書類在中」の方が封入内容を正確に示せます。「履歴書在中」でも問題はありませんが、複数書類を送る場合は「応募書類在中」を選びましょう。

Q12:会社の入口が別のビルにある場合、住所はビルの住所で書きますか?

A:会社の登録住所(公式サイトに記載されている住所)で書くのが基本です。 求人票や会社サイトに記載された住所を確認して使用してください。

Q13:添え状を書くのが難しいです。なくても選考に影響しますか?

A:添え状がないからといって即落選にはなりませんが、あった方が好印象です。 「拝啓〜敬具」のスタイルが難しければ、シンプルな形でも問題ありません。「応募書類のご送付について」という件名と「下記の書類を同封いたします」という一文、書類リストと「以上」があれば最低限のマナーは満たせます。

Q14:封筒の内側にクッションが入ったクッション封筒を使ってもいいですか?

A:応募書類の郵送にはクッション封筒は不向きです。 クッション封筒はCD・DVDや精密機器の郵送向けです。書類の郵送は角形2号(白)のシンプルな封筒に、必要であればクリアファイルと厚紙で書類を保護するのが適切です。

Q15:書類を郵送した後、辞退したい場合はどうすればいいですか?

A:なるべく早めに電話で連絡するのがマナーです。 郵便で届いた後に辞退の意思を伝える場合、電話で「書類をお送りしましたが、辞退させていただきたい旨をご連絡いたしました」と伝えるのが丁寧です。メールのみでの辞退連絡は失礼にあたる場合があるため、原則として電話を使いましょう。


履歴書本体の書き方もあわせて確認を

封筒のマナーと合わせて、履歴書本体の書き方も見直しておきましょう。


まとめ

転職の履歴書を封筒で送る際のマナーについて、重要ポイントをまとめます。

項目 正解
封筒のサイズ 角形2号(白)・A4が折らずに入るサイズ
宛名の書き方 株式会社を略さず、「御中」か「様」どちらか一方
応募書類在中 赤字・囲み線付きで左下(横書きは右下)
履歴書の折り方 角形2号なら折らずに封入
封入順序 添え状→履歴書→職務経歴書
書類の保護 クリアファイルに入れてから封入
添え状 A4一枚以内・書類リストと「以上」を必ず入れる
投函のタイミング 締め切り2〜3日前まで
切手 郵便局窓口で重量確認してから購入

封筒の書き方・折り方・封入の仕方は、採用担当者が書類を開ける前に目にする部分です。 基本マナーを押さえることで、書類全体の信頼性を高められます。投函前のチェックリストを必ず確認し、ミスなく書類を届けましょう。


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この記事の監修・執筆

白川凌雅

新卒でリンクアンドモチベーションに入社し、中堅・ベンチャーの組織人事コンサルに従事。 その後、KPMGコンサルティング、他Big4にて上場企業の役員報酬策定や人材開発、PMOをリードし、年間最優秀プロジェクト賞を受賞。

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